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ボンドアートとは?

ボンドアートは、冨永ボンド独自の画法である。画材に「ボンド」を使用する。

黄色いチューブと赤のキャップが印象的なコニシ株式会社の「ボンド木工用」は、主に、木や紙を”くっ付ける”ために使用する身近な日用接着剤である。おそらく、誰もが一度は使ったことがあるだろう。中身の色は、通常「白」で、乾くと半透明になるのはご存知の通りだ。

しかし、ボンドアートに使用するボンドの色は、白ではなく「黒」。ボンドに黒い水性塗料を混ぜ、黒に着色している。冨永ボンドの作品は多彩な色使いが特徴的なため、一見「様々な色のボンドを使っているのではないか?」と思われがちだが、ボンドは「黒」のみである。黒以外は使わない。

多色彩な面の部分は、水性の絵の具やアクリル絵の具を使い「筆」で描く。完成までの手順は、先ず筆で自由に絵を描き、次に色と色(面と面)の境界線を黒いボンドで縁取る。縁取りを終えたら、完成。創作手順は、単純明快である。そのため、作品の完成度を悩まなくて良い。ボンドアートは、絵の上手さや技術を反映することが難しい。ボンドの線の太さ・立体感・光沢が作品のディティールを制限するため、優劣を作りにくいのだ。

黒のアウトラインは、画面をグッと引き締める視覚的効果がある。色と色を黒でつなぐことは、ある意味、色と色を隔てることでもある。つまり、つなぐ(接着する)とは、ひとつひとつの個性をカタチ作り、際立たせることなのだ。

ボンドアートの役割は、人と人、人とアートをつなぎ、日常を豊かに彩ること。 絵を描く作業の大切さや、社会におけるアートの役割を多くの人に伝えること。

ボンドアートとは、冨永ボンドという現代アーティストが夢・目標を実現するための「手段」であり、つなぐ(接着する)というプロセスを作品としてカタチに残す「現代アート」なのである。

創作テーマ「つなぐ(接着する)」

ボンドは接着剤。モノとモノをつなぐ役割がある。

人と人とつなぐ、人とアートをつなぐボンドアートの目的は、絵を描く作業の大切さや社会におけるアートの役割をより多くの人へ伝えることだ。

つなぐと見つかる新しいカタチ。冨永ボンドおよびボンドグラフィックスは、ボンドアートという手段を用い「つなぐ役割」で社会へ貢献します。

黒いボンドの理由

創作テーマ「つなぐ」を象徴する部分が、黒いボンドで表したアウトラインである。よって、一番強い「黒」のみを使用し、画面の中で一番目立つよう「立体的」であり、一番美しく「輝いて」いなくてはならないのである。

作品のモチーフ

作品のモチーフは、全て人間。

ボンドアートには、「人」と「人」をつなぐ役割があるからだ。

抽象・半抽象・立体・テキストなど様々なジャンルの作品があるが、それらは全て人間に一貫したコンセプトがあるので見て欲しい。

(全16章のコンセプトは下記に掲載)

第1章「FACE」

気絶している(フロー状態)の人の顔。BLACK OUT。精神的緊張を「遮断」した、画を描いている時の人の状態。絵を描く作業は人にとって、精神衛生上大事な作業であることを訴える、冨永ボンドの代表的な作品群。モデルはなく、男でも女でもない。顔面を覆う頭髪のようなものは、頭に張り付いた目には見えぬ「ストレス」。

第2章「PEOPLE」

個人が「動作」をすることで他者とのつながりを無意識に作っていく様。動作をつくる四肢のつながり。関節。誰と誰が誰とどこまで誰とどのようにつながっているのか分からない。目に見えぬ人間関係の複雑さ。誰かとのつながりによって人は生きているということの表れ。共存による実存。

第3章「CELLS」

人を動かす最小単位の基礎、細胞質(CELL)の連結(つながり)。異なる色彩とカタチを持つ細胞が三次元で窮屈に絡み合う様。小さな細胞の連結が大きな力をつくり、人体という巨木を動かす。強い力に押し潰されず個性を大事に活きる。生命の活力。

第4章「SPIRITS」

芸術的な作品には2種類ある。義務教育や社会経験で培う「技術」と、逆に徐々に失う「純粋さ」である。子どもの描く純粋無垢な芸術(後者)を、利き手ではない”左手”で表現した純粋な線の作品群。アンファンテリズム(幼児性)の象徴。感情の起伏「喜怒哀楽」によって作られるエラー。成熟の中に僅かに残る無垢な感情。

第5章「FINGERS」

身体のバランスを保つ役割を担う、手足の指と爪。人を「つなぐ」ための伝達手段として重要な表現力を担い、一生のうち「何か」と触れることが最も多く、繊細な動作を繰り返す部位。絡み合う指の楽しい遊戯。つなぐ手。均衡と平和を表す。

第6章「RINGS」

人と人のつながりにより生まれる、人の輪。ひとつながりの多彩な輪を幾重にも描き重ね、色と色の境目を黒いボンドでつなぐ。時間の経過に伴い人の輪の上に出来る、さらに大きな人の輪。人の年輪。信頼と友情のカタチ。

第7章「LINES」

ライブペイントやワークショップの際に、様々な人(会場のお客様)が1本ずつ直線を描き完成する、参加型の合作。長さは同じでも、色・太さ・曲がり・筆跡、ひとつとして同じ線はない。人の道もそれに等しく、同じ人生はひとつもない。みんな違ってみんな良い。十人十色。

第8章「MIND」

太陽からインスピレーションを受けた、人体に出入りするポジティブな陽の「気」。元気、活気、営気、精気。目には見えないが皆に漂う身近なもので、人と人が接する際に最初につながり、最後に途切れるもの。終わりと始まり、始まりと終わり。

第9章「HEARTS」

人体の中心にあり、生を未来につなぐもの。「鼓動」により、カタチ(アウトライン)を正確に捉えることが出来ない。ハート型のマークは、世界共通の心臓を表すシンボルマークである。心の音、胸の鼓動、ドキドキ、命。

第10章「BRAIN」

人間の思考や行動など、生命に必要な事柄すべての司令塔「脳」。筆ではなく、丸めた「紙」で絵の具を塗布し、脳の位置から垂らした黒ボンド。使用する色は、大脳、間脳、中脳、後脳、小脳、延髄の6種類の領域を示す6色。丸めた紙の塊を脳の各領域と見立て、そのシワで塗布した絵の具のマチエールは力強く、全意識を捧げる「情熱」を意味する。 

第11章「NEURON」

細胞(CELLS)をつなぐ黒いボンド「ニューロン」を介してつくるネットワーク部分のみを抽出した剥き出しの神経細胞。機能を統率し、刺激を伝える組織。半透明の部分は黒を混ぜずにそのまま塗布した通常の白いボンド。白は時間と共に徐々に黒に吸収される。黒の強さ。黒いボンドで描く「理由」を示した作品群。画法は、ジャクソンポロックのドリッピングに基づく。

第12章「ICHI」

ただ一つだけのつながりをクローズアップした作品群。(文、未完)

第13章「SOLO」

誰もが一度は、孤独を感じたことがあるだろう。

勇気が出せずに輪に入れない。

ふとしたことから輪から外れてしまった。

暗く、重たい毎日。不安でドキドキする。

虚無感、劣等感、喪失感。

誰もが一度は、孤独を感じたことがあるだろう。

これは、決してネガティブな意味を持った作品群ではない。

画面を観ればわかる通り、輪の中にある点よりも、輪の中にない点の方が目立ち、輪郭がはっきりとしている。これは、孤独感という「力強さ」を表しており、孤独であるがゆえに培われるスキルがあるという凄みを表している。つまり孤独とは一種の能力であり、個人の力強さなのだ。

みんなと一緒じゃないと不安。

みんなと一緒じゃないとダサい。

みんなと一緒じゃないと寂しい。

協調性は大事だが、個性を殺す必要はない。個性は絶対的に育むべきだ。

何が良くて何が悪いかなど、他人の言うことではない。

何が似合っていて何が似合っていないかなど、他人の言うことではない。

何を得て何を捨てるべきなのかなど、他人の言うことではない。

真に受けるな。自分は、そうしたいから、そうするのだ。周りの目など気にする必要はない。自分にしかないものが一番かっこいいと、自分が一番信じてやるべきだ。そうしなければ、必ず後悔することになる。

人は、いつも何かの輪の中にいるように見えて、

実は、いつも孤独なのである。

第14章「FLOWER」

ASK

第15章「AMBIENT」

社会、自然、家庭など、人を取り巻く外的な「環境」がコンセプトのボンドアート作品群「第15章」新シリーズ「AMBIENT(アンビエント)」
 
毎日の生活は、環境に左右される。個性豊かな廃材の組み合わせは、環境の変化に負けない隠れた個性の力強さと、環境の変化に順応する周囲への思いやりや謙虚さの表れ。
 
進学、就職、転職、開業、結婚、出産
 
人生の転機に訪れる環境の変化は、人の心や生活、人と人の繋がりに大きな影響を与え、それに伴って個人の能力も浮き沈みや伸び縮みを繰り返しながら、色や形を変えていく。その全ては人の「成長」へと繋がっているのである。
 
環境は、人間を変える。
 
しかし、環境を変えるのは、繋がる人と繋がる場所の選択を繰り返す「自分自身である」ということを決して忘れてはならない。
 
新たな始まりへの勇気ある一歩を讃え、
新たな環境で生まれる素晴らしい出会いに、祈りを込めて。

第16章「WORDS」

始点から終点をつないだあと折り返し、再び終点と始点をつないだ独自の書き方。つまり、筆先は、ひと文字書き終えたあと、来た道をなぞり、再び始まりに戻ってくるのです。始点と始点をつなぐ(接着する)


ひと文字、ひと文字、始まりに立ち戻り、ひと文字、ひと文字が、連なることで言葉となる。初心へ環幸し、同じ道を反復することで、文字は言葉に変わり、伝える力へと昇華するのです。


ボンドアートのプロセスにおいても、冨永ボンドの作家活動においても、「言葉」は欠かすことのできない重要な表現の1つ。ボンドアート作品群・第16章『WORDS』は、日頃の作家活動で大切にしている言葉の形で、ボンドアート原画作品を型抜いたポップアート。耐光性に優れたデジタル版画です。

第17章「PLANET」

球...... それは、全人類がひとつに見える唯一のカタチ。人種、性別、年齢、障がいの有無関係なく、繋げば無境界。その究極のカタチが球であり、惑星ボンドボールです。
絵画は黒ボンドのみ使用しています。しかし、ボンドボールにはあえて多彩な色のボンドを作り塗布しました。なぜなら、色と色を繋がなくとも、それは絶対に「ひとつ」だからです。私たちの住まう球が今日も平和でありますよう。祈りを込めて。

第18章「DIRTY」

服や靴に付着した絵の具やボンド。意図せず作られた絵柄は、ライブペインティングの副産物であるが、無造作ゆえに格好いい。こういった評価はオーディエンスから得られたもので、靴やデニムへの「よごし」の依頼が殺到しシリーズ化に至った。画面でつなぐのではなく、冨永ボンドとオーディエンスの「自然」なつながりを表する。靴や服に付着した汚れは、洗えば少しずつ薄れるし、使用し続ければ自然と薄れる。心もまた、例え汚れてしまっても、時間の経過と共に少しずつ自然と薄れゆくものなのだ。気にする必要はない。誰にも迷惑はかけていないのだから。

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​木工用ボンドで描く画家

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