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執筆者の写真冨永ボンド

スタイルや作風を真似ることについて




スタイルや作風を真似ることについて

「作品は、作家の人生そのもの」

それを真似る行為は、自分の人生を 否定していることにならないか。

盗むと真似るは違うというが、 気づかれるくらいあからさまなら、 どちらも同じことだと、僕は思う。

「作品は、作家の魂そのもの」

魂を盗まれて悪い気がしないひとが いるはずないだろう。

尊敬する人物を無意識のうちに 真似てしまうのはわかる。 先ずは真似ることで、自分のスタイルを 模索するという教えもある。 それを否定はしない。勉強は大事だ。

でも真似るだけなら、絶対に オリジナルは超えられないのだ。

だからあえて、わざと「見ない」 「見せない」という優しい選択肢も あるのだろうと、僕は思う。

スタイルや作風を真似てしまう人へ

オリジナルは貴方の人生の中にある。 外を見てを羨むばかりではなく、 あらためて自分自身の内なる力に 問いかけて欲しい。

十人十色。

もともと人に同じ色など、 在るはずがないのだから。



No failure in Art.

アートに失敗はない!

冨永ボンド


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